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2025/01/14
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■エリート大量排出社会が国を亡ぼす
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確か年末の新聞記事だったと思う。こんなタイトルだったと記憶する。
私も同感と思った。ニッポン社会はエリート養成大学が林立しているようだと普段から思っている。実は自らが「私は大学出のエリート。労働者と違う。現場配属ではなく研究部門に配属されるべき」と思っているから始末が悪い。
まさにエリート大量排出社会だ。真のエリートたる人間は、下積み生活の中から新しい発見を見出すと思う。変に頭でっかちの新入社員の末が恐ろしい。
現に正月明けの大量退社が報道された。しかも退社請負い会社を頼んでとは。
嘆かわしい。どんな事情があろうとも。
現今のニッポン社会は、こんな若い働き手を求めて右往左往している。それとは逆に真に社会の役に立とうと懸命に働く若手社員もいる。むしろ、こちらの方がたくさんいて、前述のような人たちは少ない。であるからニッポンは持っていっていられると思う。
これも民主主義社会、資本主義社会の発展段階なのか。発展段階としては、資本主義社会の終焉段階か。誰の責任でもない、みんながそうした。みんながそんな政治を選んだとしか言いようがない。
ニッポンは、かつて明治維新を経験し、突破している。武家社会から民衆社会へ、士農工商が崩れ、武士は職を失った。食えなくなったのである。食えなくなるほどの変革の決め手はない。
思えば武士が何もしないで禄をむしり取る社会が、おかしな社会である。
現今の社会は洗練されている。みな平等で賢い。・・・・だが、だがで、ある。こんな平穏な社会であるが、いつ何時(なんどき)何が起きるか。正月だし放談も赦してもらおう。