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2025/06/03
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NO.0484
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■やっておいて良かった, やっておけば良かった
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身近な例だが、こんな経験がある。
向こうから先輩が歩いてくる。間違いなくあの先輩。アイサツせず、通り過ぎてしまった。しまった、相手は気づいていたかもしれない。後の祭り。あんなに良くしてもらった先輩なのに…反省しきり。タイミングが悪かった。 こちらから挨拶すべきだった。
スッキリしない気持ちが残った。
やっておいて喜ばれたことがある。それは葬儀でのことだ。
近親者のみで執り行うとは聞いていたが、私はどうしても世話になった人にお別れしたくて、居ても立ってもおられず、出かけてしまった。
案の定、閑散とした中、故人とお別れとお見送りをさせていただいた。奥様は悲嘆にくれる中、会いに来てくれたことの喜びが顔に表れていた。 私も、気持ちに区切りをつけることができた。
(これは時と場合によっては失礼に当たることもあるかもしれない。でも、許される仲間ならばこれで良かったんだと自分を納得させた。)
後からやっておけば良かった、と思うことはかなりある。
どうやら、普段の心がけが大切なようだ。普段思っていることや考えていることは、所作や言葉に瞬時に表れる。
その人の事を思い続けていたとしよう。例えば恋人でもいい。久しぶりの再会には、言葉はいらない。思い続けていたことが相手に黙っていても通じる。以心伝心というやつだ。
逆に、相手を責める思いも伝わってしまうものである。
余命6か月と宣告されたとしよう。多くのことはできない。さて何をしておくべきか。
こんなことを言えるのは、余命が判然としないからである。明日が分からない命なのに。
だからこそ、一つでもやっておくべきことを探そう。
やっておけば良かったという後悔を少しでも減らすために。